川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

ICD(植込み型除細動器)を入れるべきか①

カテーテル・アブレーションをすることは決まったが、もう一つ関門が残っている。
ICD(植込み型除細動器)だ。

私の場合は川崎病の後遺症としてすでに心筋梗塞を起こしているため、薬とカテーテル治療だけでは突然死の予防として不十分なのだという。
そこで登場するのがICDだ。


ICDは「つねに心拍を見張り、頻拍の発生を検知すると自動的に電気ショックなどを行う器械」なのだという。

「大きさはこれくらいですかね」と先生が示してくれたのはカードくらい。鎖骨の下あたりの皮膚の下に器械を入れて、そこからリードを心臓のどこか(しかるべき場所)に入れておくらしい。心室頻拍を起こしたら救急車では間に合わないことがあるかもしれないが、これがあればすぐに電気ショックを行ってくれる。身体の中にAED(除細動器)が入っているような感じだろうか。

 

なんか、すごい話…。

 

IHを使ってなければ大丈夫、携帯で話すのは大丈夫、運転も6か月たって問題がなければ再開できるなど、説明を受けるが、素直に「お願いします」と言えなかった。
そんなものを入れている生活というものが想像できない。
大きさもペースメーカーに比べるとかなり大きいみたいだし。5~6年で本体を交換しなくてはいけないし。

ICD、入れなくてはいけないのかな…。

  

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