川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

消灯前のナースステーションにて②

なにかと的確に答えてくれるリーダー看護師のおねえさん。

この際、いろいろ聞いちゃおう。

 

ICDを入れても今までのような運動ができるというけど、たとえばジムなんかにも行けるのかしら…。

「うーん…。ジムでもいろんなのがあると思いますけど、たとえばこんな動きがあれば、こんなふうにするとか…」

まず腕を大きく振り上げて、次に腕の高さを顔のあたりで止めて見せてくれる。五十肩みたいな感じかな。

腕立て伏せはダメなんですよね、と話をふってみると、

「うーん…。下のほうの動きはできますよ」

ダンベルを逆手に持つようなポーズをとり、手を下ろした状態から肘を曲げる動きを示してくれる。

「こういうのはお勧めできません」

こんどは、バーベルを頭上に掲げるポーズ。

なるほど!具体的なイメージがつかめてきた。

「ジムに行ったら、シャワーを浴びるのはいいですけど、ジャグジーとかは感染症の恐れがあるので1か月間はやめてくださいね!」

わかりました!

 

消灯前の詰め所に、押しかけてみてよかった。

 

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