川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

消灯前のナースステーションにて②

なにかと的確に答えてくれるリーダー看護師のおねえさん。 この際、いろいろ聞いちゃおう。 ICDを入れても今までのような運動ができるというけど、たとえばジムなんかにも行けるのかしら…。 「うーん…。ジムでもいろんなのがあると思いますけど、たとえばこ…

消灯前のナースステーションにて①

ICD植え込み後の退院前日の夜、ふと気になった。 ところで不整脈はどうなったんだ? 今回の入院の目的はICDだけど、これだけ心電図を撮りまくってるのだから、前回のアブレーションの成果というか、順調かどうか、知っておきたいなあ。不整脈の自覚症状は消…

同室の先輩たちに見送られて退院

IC植込み手術から4日後、本日退院した。 病室で出会った70代の女性お二人は、私よりも先に入院されていたので、お先にごめんなさい。 お二人ともペースメーカーを入れたり、カテーテルを入れたり、心臓の病気として共通する面もあるけど、背景も違えば担当の…

予定より1日早く退院することに

術後の経過が順調らしく、入院患者さんが増えたのでトコロテン式に退院が1日早まった。思っていたほど痛みもなく、痛いなと思ってもロキソニンを飲めば全く問題ない。若いドクターがきれいに縫ってくださったおかげかな。I CDの入ったレントゲンの画像も見せ…

電磁波遮断ステッカーと電磁波防護服

スマホやPCに付ける「電磁波遮断ステッカー」なるものがあると聞いて、ググッてみた。 500円玉くらいの大きさのシールをペタッと機器に貼ることで、850MHz~2.2GHzの電磁波を吸収すると書いてある。う~~ん、そう言われても、どれくらい効果があるのか…。 …

I CD植込み完了

昨日、I CD植込み手術をしてもらった。2時間半ほどで終わり、術後の安静時間も2時間と、アブレーションのときよりもラクなほどだった。執刀は超若い先生。息子たちより頼りなげに見えてなんだか不安…。前日病棟に挨拶に来られた医長さんが、横に付いてアシ…

本日I CD植込みます

手術そのものはアブレーションよりも時間も短いし、簡単なものらしい。鎖骨の下あたりを切って、本体を置くためのポケットを作り、鎖骨下の静脈から心臓へとリードをすすめ、必要な場所にリードを留置する…。この「本体を置くためのポケット」というのが気に…

I CD植込み手術はすぐ終わるらしいけど…

今回の入院ではペースメーカーを入れた方たちと同室だ。病気の背景はわからないが、手術を終えられて何日か経つ方たちのようだ。いちばん最近終えたらしい方が、歩きながら「いたた、いたた…」とつぶやいているのに、ちょっとビビってしまう。

ICD植え込み後の注意事項

ICDを植え込んだ後の日常生活での注意事項は、ペースメーカーと同様で、携帯電話やタブレットなど胸に近づけなければ大丈夫らしい。 IHの調理はちょっと無理。空港の金属探知機では音が鳴るとか、図書館やお店の盗難防止ゲートはささっと通るようにとか、ち…

ICD植え込み手術のため入院

ICD植え込み手術のため入院する。 退院予定は8日後。家に戻る頃には花粉が飛んでいる‥‥! 花粉の季節には洗濯物を部屋干しするので、分厚い冬物とか毛布とかは越冬ならぬ「越春」してから洗ったりしているのだが、今年は入院前になるべく片付けておこうと、…

4歳で心筋梗塞になってしまったからには②

肌のたるみだの、記憶力の低下だの、なにかと衰えを思い知らされる今日このごろ。 そろそろコレステロールに気を付けなくては、と思っていた矢先、すでに心筋梗塞を起こしていたことがわかった。 なんだかずいぶんとハンディを付けられて老化スタート地点に…

4歳で心筋梗塞になってしまったからには①

心室頻拍が「心筋梗塞後」のものであること。アブレーションすれば完璧、とはいかないのは、そのせいだ。心筋梗塞になったのは川崎病の後遺症のせいだけど、原因がなんであれ詰まってしまったものは仕方ない。ただ、ふつう心筋梗塞といえば、タバコだの、高…

ICD植え込み後に運動はできるか

ICDを入れるにあたって、病院の説明書に加えてメーカーのパンフレットももらった。 早速手に取った夫は 「格闘技とかラグビーとかはダメだって」。 それはそうかもしれないけど。 「身体が接触する運動はダメだけど、それ以外は何でもできるぞ」。 いやいや…

アブレーションについて

ところで、カテーテル・アブレーションて、何? これまで説明を避けてきたのは、一言で説明できないから。 あまりいい加減なことも言えないので、詳細はどうぞ医療機関のホームページをご覧ください。 大雑把に言えば、心臓までカテーテルを通して不整脈の原…

退院後の心得とは

アブレーション治療を終えて退院するにあたって、その後の生活についての細かい話はなかった。 ICD手術のためにすぐ再入院するわけだし。 もらった書面の「退院後の注意」にあったのは、一言、「規則正しい生活を送る」。 なんとシンプル! 夏休みの注意みた…

退院後の1日目は絶好調

昨日退院し、今日から日常生活がスタートした。 朝から趣味の集まりに参加するために出かけた。駅に向かう間、いつの間にか以前のような早歩きになっている。階段をすたすた上っても息は上がらない。 こんなとき、入院前なら心拍数がぴょんと跳ね上がってい…

アブレーション成功、次はICD(植え込み型除細動器)

カテーテルアブレーションを無事に終えることができた。結果は成功といえるそうだ。 身動きできない状態で覚醒したままの6時間、しんどかったけど、ドクターをはじめチームの皆様の集中力はすごかった。。。 今ある不整脈のもとはほぼ焼き切ることができたが…

シナモンティーにハマっています

就寝前にシナモンティーを飲んでいる。スティックやパウダーを紅茶にトッピングするのではなく、シナモンのティーバッグをお湯に浸す飲み方で、100%シナモンのお茶だ。 昨年、ちょうどTV番組で「シナモンには血管壁を強くする効果がある」と紹介されていた…

AEDのこと

AEDの設置場所を示す「AEDマップ」があるということを最近まで知らなかった。自分が住んでいる地域のマップを見ると、ずいぶんたくさんの設置場所がある。そうだ、公共の施設にはたいてい設置されているのだった。でも、使える人はいるのかな? 長男が言うに…

青年看護師さんに車椅子を押してもらったこと

前回の入院のときのことを少し。3泊5日の入院中、担当してもらった複数の看護師さんのなかに男性が3人いた。最近は男性看護師さんも活躍してるんだなあ。 HCUで絶対安静からようやくトイレまで車椅子で連れて行ってもらえるようになったとき、呼び出しブザー…

アブレーションのため入院

いよいよカテーテル・アブレーションのために入院。 新しいパジャマ、読まずにそのままになっている本を数冊、スマホ充電器も準備。 アブレーションの話は、退院してから整理して書きたいと思います。 しばらくは、これまで書ききれなかったことなどをアップ…

重いものを持つと心拍数はけっこう上がる

以前はいつもせかせかと大股で歩いていたが、今は急がないよう気を付けている。上り坂や階段は特にゆっくりと。ゆっくり歩くだけなら心拍数は上がらないものなんだなあ、ということがわかった。いろいろ用事で歩いた日、一万歩になっていたこともあったが、…