アブレーションについて
ところで、カテーテル・アブレーションて、何?
これまで説明を避けてきたのは、一言で説明できないから。
あまりいい加減なことも言えないので、詳細はどうぞ医療機関のホームページをご覧ください。
大雑把に言えば、心臓までカテーテルを通して不整脈の原因となっている場所を見つけ出し、その組織を高周波による熱で焼く。というものだ。
大雑把すぎるか。
検査と治療を同時に行うわけで、見てみないことにはわからないのだ。
事前に伝えられていた所要時間も、3時間から5時間という幅の広さ。(実際は6時間かかった。)
不整脈の原因となる場所を見つけるには、電気刺激やら薬剤やらを使って不整脈を実際に起こす。
ちょっと脈が跳ぶような感じの不整脈、前に死にかけた時に起こった頻脈など、ドクターからの「誘発お願いします」の合図で、いろんな不整脈が即座に出てくるのだ。すごい…。何かのマジックみたい。
ただ、それは私がいろんな不整脈を持っていたからであって、健康な人はこうはならないはず。どうぞ誤解のありませんように。
今回アブレーションした箇所は110か所。不整脈の種類によっては、特定の点を押さえることで解決し、10か所くらいですむケースもあるそうだ。心室頻拍は面で起こるので、どうしてもアブレーションの必要な数が多くなるのだという。
6時間という長丁場だったけど、徹底的にアブレーションしてもらったおかげで、その後は快調。
ありがとうございました。