川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

アブレーションについて

ところで、カテーテル・アブレーションて、何?

 

これまで説明を避けてきたのは、一言で説明できないから。

あまりいい加減なことも言えないので、詳細はどうぞ医療機関のホームページをご覧ください。

 

大雑把に言えば、心臓までカテーテルを通して不整脈の原因となっている場所を見つけ出し、その組織を高周波による熱で焼く。というものだ。

大雑把すぎるか。

 

検査と治療を同時に行うわけで、見てみないことにはわからないのだ。

事前に伝えられていた所要時間も、3時間から5時間という幅の広さ。(実際は6時間かかった。)

 

不整脈の原因となる場所を見つけるには、電気刺激やら薬剤やらを使って不整脈を実際に起こす。

ちょっと脈が跳ぶような感じの不整脈、前に死にかけた時に起こった頻脈など、ドクターからの「誘発お願いします」の合図で、いろんな不整脈が即座に出てくるのだ。すごい…。何かのマジックみたい。

ただ、それは私がいろんな不整脈を持っていたからであって、健康な人はこうはならないはず。どうぞ誤解のありませんように。

 

今回アブレーションした箇所は110か所。不整脈の種類によっては、特定の点を押さえることで解決し、10か所くらいですむケースもあるそうだ。心室頻拍は面で起こるので、どうしてもアブレーションの必要な数が多くなるのだという。

 

6時間という長丁場だったけど、徹底的にアブレーションしてもらったおかげで、その後は快調。

ありがとうございました。

 

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