川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

心室頻拍ついて 病気話を整理すると…

ただいまの状況はカテーテル・アブレーション待ち。薬が効いているおかげか、たまに不整脈を感じるくらいですんでいる。

目標は「再び心室頻拍を起こさないこと」。

心室頻拍はいろいろある不整脈のなかで「致死性不整脈」に分類されている。すぐに治療しないと心臓が止まってしまうからだ。


心室頻拍には理由がわからないものもあるが、心筋梗塞、心筋症、催不整脈性右室心筋症、心サルコイドーシス、弁膜症、先天性心疾患などの心臓病(それぞれどんな病気かさっぱりわからないが)によって引き起こされることが多く、それらは「器質性心室頻拍」というそうだ。
私は50年以上前にかかった川崎病心筋梗塞を起こしているので、「器質性心室頻拍」にあたる。

昨年心室頻拍で入院したときは、心拍数がめちゃくちゃ速くなった時点で治療してもらうことができたけれど、そのままにしていたら意識を失って、心臓が止まっていたらしい。心室頻拍から心室細動に移行することもあり、そうすると心臓は止まってしまう。

 

心室頻拍を予防するため(イコール突然死を予防するため)の方法としては、薬とアブレーション、それにICD(植込み型除細動器)があり、私の場合はできれば全部するのがよいと言われている。
ということで、アブレーション待ちがただいまの状況です。

 

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