川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

アブレーション成功、次はICD(植え込み型除細動器)

カテーテルアブレーションを無事に終えることができた。結果は成功といえるそうだ。

身動きできない状態で覚醒したままの6時間、しんどかったけど、ドクターをはじめチームの皆様の集中力はすごかった。。。

今ある不整脈のもとはほぼ焼き切ることができたが、これからも不整脈は起こるだろうということだ。軽いものならよいが、この先どうなるかはわからない。

前回の心室頻拍では意識を失うところまでいかなかったが、すぐに気絶することもあるらしい。そうなったら、まず救急車は間に合わない。即、心停止だ。

これは前から言われていたことではあるが、アブレーションしてもらってなお説得を続けられ、ついにICD(植え込み型除細動器)を入れることに決めた。

 

アブレーションして、薬も飲み続けるので、ICDが作動するような事態にはならないのではと思っている。

でも、家族や友人と一緒にいるときにコケたりしようものなら「この人、死ぬんじゃないか?」と慌てさせてしまうだろう。ほんの少しでも不安が残っていたら、困るのは本人よりも周囲の人間だ。ずっと腫物状態でお付き合い願うわけにはいかない。

「突然死は確実に防ぐ」と断言できることは、必要なんだ。

 

「アブレーションが終わったら完全復帰します」と伝えている皆さんには、途中経過を少々ハショることにはなるが、次にお会いするのは再入院してICD手術が終了した後になるので、完全復帰であることには間違いない。

突然死を確実に防げる身体になって、お目にかかります。