川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

カテーテル・アブレーションに決まるまで


カテーテル・アブレーション」まであと少し。ここまでの道のりは長かった。
検査もずいぶんやった。診察のたびに、心電図と血液検査。24時間ホルター心電図、安静にしたままの心電図、心臓エコー…。
そして心筋シンチ。

 

心筋シンチの結果次第では、アブレーションではなく外科手術しなくてはならないかもしれない。アブレーションだって、カテーテルが心臓まで血管を通っていくのだから、それだけでもビビッてしまいそうなものだが、外科手術に比べればどうってことないという気持ちになる。

主治医の先生からは外科手術という言葉は聞いていないのだが、でも、心筋シンチをするということはそういうことでしょう?よせばいいのにググッているうちに、「不整脈の外科手術」を写真付きで解説しているサイトにたどり着いてしまった。

文章はもう読めない。写真に釘付け。

見ただけで緊張し、不整脈が出てきた…。

これは文字通り「心臓に悪い」ではないか!

 

 そういうわけで、結果待ちまでが特に長かった。
「アブレーションできますよ」と言われたときは、心の底からほっとした。この日は帰って久しぶりにビールを開けた。
やっぱりビールはうまい!
少しくらいなら心臓に悪くはないだろう。たぶん。 

 

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