川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

4歳で心筋梗塞になってしまったからには①

心室頻拍が「心筋梗塞後」のものであること。
アブレーションすれば完璧、とはいかないのは、そのせいだ。
心筋梗塞になったのは川崎病の後遺症のせいだけど、原因がなんであれ詰まってしまったものは仕方ない。
ただ、ふつう心筋梗塞といえば、タバコだの、高カロリー食の取りすぎだの運動不足だの、チリがツモって動脈硬化が進んだ結果、起きるものだろう。そういうチリツモの心筋梗塞と一緒にされるのは、とっても不本意なのである。

 

最初にICDを勧められたときも、先生から「心筋梗塞の後ですから」と言われて、即座に「50年以上前のですけどね」と返してしまった。

言う必要のないことだけど、反射的に出てしまったのだ。
先生は私をチラッと見ただけ。

(はいはい、わかってますとも)と目が語っていた。

 

結果は同じでも、そこのところは重要なんです。

 

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