川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

リュックを背負っても大丈夫?

入院中のことを少し。

ICD植え込み手術を終えて3日後のこと。

何か気になることはありませんか?」

傷口チェックの後で先生に聞かれ、リュックを背負えるかどうか、思い切って尋ねてみた。

リードに負担のかかる動作がアウトなら、カメラリュックに本体とレンズ3本入れて背負うとグッと引っ張られてよくないのではないか…。

これは当初からの不安材料だったのだが、ずっと「それどころではない」モードの中で口にできなかったのだ。

それにこのたびの主治医の先生、最初はチャラそうに見えたけど、こういう話は聞きやすい。

「登山リュックのように圧迫して使うタイプのリュックは、タオルなどかませるといいですよ」

それもリードへの影響ではなく、傷口への影響の問題なのだそうだ。

よかった!

でも傷が塞がるまで、そんなことしませんってば。

何はともあれ、一歩前進!

 

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