川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

病気と仕事のこと

私の仕事は不定期な請負仕事。忙しいときは忙しく、ヒマなときはヒマ。

昔に比べれば仕事量はずいぶん減ってしまっているが、お声がかかればお引き受けするというスタンスで続けている。

 

昨年の緊急入院は、仕事の段取りをつけてから旅に出て、旅先で入院することになったため、結果的に依頼先には迷惑をかけずにすんだ。

少し先に予定の入っていた仕事はお断りしなくてはならず、ドタキャンとまではいかなくてもそれに近い状態だったので、そちらの依頼先には病気のことはきちんと話した。細かな経過を伝えつつも、何しろ複雑な話だし、電話でしゃべっている本人がすこぶる元気っぽいから、どこまで伝わったことやら…。

そのほかのクライアントとは、入院と入院の間を縫うように電話とメールだけでやりとりがすんだり、退院後に依頼の連絡をもらったり、病気の話に触れる必要もなく進んでいる。

たいした仕事量ではないのでこんな調子ですんでいるが、フル回転している状態なら断るしかなかっただろう。

断ったらその後、仕事の依頼は来るのか?

そろそろ引退しようかという年齢だし、治ったといっても心臓に病気を持ってるのだ。私が仕事を依頼する立場なら、まかせてよいのか不安になってしまうだろう。少なくともガンガン頼むことはできない。もうガンガン仕事する年齢でもないので、それはそれでいいんだろう。

働き盛りなら、こんなのんきなことは言ってられない。会社勤めだったらどうなのだろう、会社によるかな。

 

今まで元気でやってこれてラッキーなのだから、もうちょっとだけ踏ん張ってみよう。

 

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