川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

今思えば…。出産のこと。


左冠動脈瘤、右冠動脈狭窄。川崎病の後遺症があることなど夢にも知らず、二人出産した。
もし知っていたら、どうしていただろう。
怖くて出産なんてあきらめていただろうか。
一人目など逆子で、それでも普通分娩でおじいちゃん先生が頑張ってくださった。
結果オーライで、知らなくてよかったけれど、突然死の可能性もあったのだろうか。
まだ若かったから大丈夫だったのかな。

 

今は川崎病にかかっていたとしても、それなりの治療や対策がとられているだろうから、妊娠出産の心配が必要な人はめったにいないのかもしれない。
医学の世界は日進月歩。わたしの心臓など「ここまでならないように頑張りましょう」という見本みたいなものかもしれない。

 

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