左冠動脈瘤、右冠動脈狭窄。川崎病の後遺症があることなど夢にも知らず、二人出産した。
もし知っていたら、どうしていただろう。
怖くて出産なんてあきらめていただろうか。
一人目など逆子で、それでも普通分娩でおじいちゃん先生が頑張ってくださった。
結果オーライで、知らなくてよかったけれど、突然死の可能性もあったのだろうか。
まだ若かったから大丈夫だったのかな。
今は川崎病にかかっていたとしても、それなりの治療や対策がとられているだろうから、妊娠出産の心配が必要な人はめったにいないのかもしれない。
医学の世界は日進月歩。わたしの心臓など「ここまでならないように頑張りましょう」という見本みたいなものかもしれない。