心臓病と山登り
先日、山に登った。
登山というほどの山道ではないけれど、整備されている一段一段の高さが膝くらいまであるので、ハイキングにしてはちょっときつい道だった。
昨年、石段一気登りが心室頻拍のトリガーとなってしまった。カテーテル治療を終えた今、「運動する時は脈拍数100くらいでね」と言われている。薬で抑えられているから、普通の人なら120相当の感じだろう。
心拍計を見ながら歩いてみると、2~3段続けて登っただけで簡単に脈拍が上がってしまう。110を超えないように気を付けながら、1段1段、踏みしめながら歩く。これではまるで雪山登山みたい。
それでも、息が上がらないから疲れない。途中で休憩したいと思わないのだ。
一緒に登った夫も私のペースに合わせてくれた。
我々よりも少し若い夫婦がスタスタと追い抜いていき、休んでいるところを我々が追い越す。挨拶を交わしながら抜きつ抜かれつ、ほとんど同じ時間に頂上にたどり着いた。
カメのような歩みでも、休まなければ速い!
でも、もう少しばかりペースを上げられるようになりたいものだ。