川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

川崎病は子どもの病気だけれど‥‥治ったと言われていても検診を

川崎病の話から遠ざかっているので、川崎病との関連の話を。

 

50年以上も川崎病に気づかず心臓に後遺症を持ったまま生きてきたのは、とても珍しいことらしい。でも川崎病が発見されてまだ50年と少ししかたっていないのだ。今も気づかずに元気で暮らしている人もいるだろうし、あるいは知らないまま突然死していった人もいたのではないかと、私は思っている。

とにかく、50代以上の人で子どもの頃に高熱が続いたような経験があれば、それが川崎病だった可能性もある(私は3歳のときに敗血症で入院した)。.

そういう人は心臓の検査を受け、川崎病にかかったことがあるかも、とお医者さんに申告されることをおすすめします。

もう少し若い人なら、川崎病にかかっても適切な治療を受けているだろう。

それでも、冠動脈に瘤ができた人は、成人してからも注意が必要らしい。治ったと言われていても、年齢を重ねると変化してくることもあるのだそうだ。仕事や子育てで忙しい日々を送っているかもしれないけれど、検診を忘れないでほしい。

  

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