川崎病後遺症その後の人生

川崎病という病名がまだない頃、川崎病にかかり後遺症として心臓に冠動脈障害を持つ。何も知らないまま大人になり、人生後半戦に入っても健康な日々を過ごしてきたが…。還暦を目前に始まった川崎病との付き合い方とは。

還暦目前のつぶやき

病気の自覚がなくブログのネタもない今日この頃。

そもそもは、友人に自分の近況を知らせることと、もしも同じような病気の人の目に触れることがあれば、経験談として何かの役に立つかもしれないと思ったのがブログを始めたきっかけだった。

 

でも、そんなこと、あるのだろうか…。

 

ジャンルとしては、悪性不整脈か、川崎病かな。

川崎病にかかっても、心臓の冠動脈に瘤ができるのは全体の3%程度なのだそうだ。ふつうはその時点で冠動脈が詰まらないように薬を飲み始め、それを一生続けなくてはいけない。私のように冠動脈2本に瘤ができ、そのうち1本が詰まって心筋梗塞になり、そうとも知らずに50年以上生きてきたというのは珍しく、そんな話は誰の参考にもならないだろう。

今は不整脈の薬とともに、瘤が残っているほうの冠動脈が詰まらないための薬を飲んでいる。

薬を一生飲み続けなくてはいけないというのも、3歳や4歳の子どもなら、ああこの子はこの先どうなるのだろうと、親の不安も尽きないだろうけど、なんせ還暦目前なのだから、とうとう薬飲みの仲間入りだわ、という程度の感覚でしかない。幸い、当初現れた副作用も、薬の種類や量を変えてもらって解決済み。

この先、心臓のためには、中性脂肪コレステロールに気を付けて動脈硬化が進まないようにするしかないみたい。

 

これからのテーマは、どうやって老化に抗い、受け入れていくか、ということに尽きるようです。

 

 

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