ICD植え込み後に筋トレはどこまでできるか(ICD検診②)
ICD外来で、思い切って先生に尋ねてみた。
軽いストレッチと筋トレしてるんですけど、どんな動きがよくて、どんな動きが悪いとか、細かく教えてもらえませんか…。あ、腕立て伏せはやってませんけど。
「何が悪いか、それはなんとも言えませんね…」
心配なのは、胸に埋め込んだICDの本体と心臓とをつなぐリードが外れてしまうことだ。リードに負担がかかるとそういうリスクもあるので、格闘技はもちろん鉄棒、腕立て伏せもNGと、メーカーのパンフレットには書いてある。
「筋トレやってる人もいますよ。腕立て伏せも。本人の信念に従ってされるぶんにはかまいません」
いや、信念などありません…。
「ただ、こうは言えるかもしれません。50年もつとされるリードが30年しかもたなかった、ということはあるかもしれませんね。」
30年もつなら、じゅうぶんかも。
そういうレベルの話なら、何も気にすることはないのでは?
今から30年後も生きていたら、90歳。その時リードが外れても、ほっといてもらうことにしよう。
とにかく、何をしたらリードに影響するのかはわからないらしい。ぐるぐる回す動きは良くないと言われているが、実証されているわけではないという。
「今はリードが外れても入れ直すことができますからね。あ、でもその場合は、手術しなくてはいけませんけどね」
いやいや、それは絶対にイヤだ。
リード外れてほったらかしは、アリなんだろうか?
”なんちゃって筋トレのちょこっと腕立て伏せ”くらいでジタバタする話でもないのだろうけど、やっぱり怖い。
お医者さんに「いけません」と言われたら、素直に従うのだけど。
自己責任は、つらいなあ。